オタクだけどミニマリストになれた【タイミングと動機】

ミニマリスト
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めちゃくちゃ捨てたからスッキリした!

ミニマリストみたいに物が減った!

オタクグッズ以外はね。

オタクグッズが減ってないから、片づいた感ゼロ・・・

たしかにオタクにとって本やグッズを減らすのは至難のワザ。

捨てろと言われてハイそうですかと捨てられるなら苦労はしません。

でも意識を変えれば、いくらでも減らせるんです。

私は、同人誌3,000冊ほどあったが50冊になり、アニメ雑誌も数冊に。
フィギュアも20体ぐらいあったのが2体に。

にゅにゅにゅ
にゅにゅにゅ

自分でもちょっと引く…

劇的な変化で驚かれるでしょうか?

でも、これぐらい誰にでも可能です。

このズボラで「めんどくさ」が口癖の私ができたぐらいですから!

オタクグッズが片づけば、部屋は見違えるほど広く、快適に。

オシャレな家具にも余裕で収まる量になります。

一度本当にきちんと自分に向き合って片づければ、
元のカオスな状態に戻ることはありません。

成功の秘訣は、客観的に物を見る姿勢を身につけること

ぜひ私と一緒にオタクグッズを片づけましょう!

捨てにくい理由を「客観視」することから始める

オタクグッズが捨てにくくて増えやすい理由はいろいろあります。

普通にその辺りで売っている物にはない、オタクグッズ特有の性質が関係しているんですよね。

・莫大なお金をつぎ込んできたから
・生活を切り詰めて買ったものもある
・同人誌の場合、描いた人とのつながりに対する遠慮
・二度と手に入らないものが多い
・好きな作品への愛情がなくなったと思われるのがイヤ(だれに見せるわけでもないけど)
・グッズの量=好きな作品への愛情量、と思っている
・だんだん買うことが義務になってくる
・買わないと会話に参加できない

わりと皆さん同じような感じではないでしょうか。

こういう「物そのものとは直接関係ないこと」が、捨てようとする手を止めてしまいます。

「こんなんじゃいつまでたっても片づかないし、いい加減なんとかしないといけないけど、どうしたらいいかわからん…また今度にしよう…」

今度って、いつ?

まずは、オタクグッズがもつ特殊性や希少性が「捨てよう」という意思に歯止めをかけてしまっているということを客観的に理解しましょう。

考えるべきは、自分の正直な気持ちだけ!

「棺桶に入れて!」か「そこまでじゃないな」か「見るまで存在忘れてた☆」か。

要らんけど希少性あるから捨てるのもったいない…というときは、売りましょう。

びっくりするような高値で売れるときがあります。

10年以上利用してます!
お売りください。駿河屋です。

べつに無理に捨てることはない

他人(自分以外の人)のスペースを侵食していなければ
無理に捨てる必要はまったくありません。

オタクグッズに限ったことではありませんが、
大切な物をガンガン捨てまくるのはよくありません。

※人のスペースに侵攻している場合はダメですよ?!それは捨ててくださいよ!

そもそもですが、

ミニマリストは「なんでもかんでも捨てる人」のことではありません。いやまぁ一部そんな人もおるけど

たとえば「ミニマリストは本を3冊しか持たない」というようなルールはどこにもなく、
3冊しか持たない人もいれば、本が大好きで300冊持っている人もいます。

本が300冊あったとしても、それが自分にとってミニマムな量であれば、その人はミニマリストです。

・・・ま、まぁちょっと乱暴なたとえなので「300冊も持っていてミニマリストなわけあるかい!」と怒られるかもですが

でも「なぜミニマリストになりたいのか?」と突きつめていくと

それはだいたい「快適に楽しく暮らしたいから」というところに行きつくのではないでしょうか。

なのに「楽しく」の部分に必要不可欠な肝心のオタクグッズを、
「ミニマリストになるため!」と無理に捨てたら本末転倒ですよね。

とはいえ「部屋をきれいにしたいっ!」と思うなら

そうは言っても、

オタクグッズが部屋を占拠していて、「快適」と言うにはほど遠い状態なら

やっぱり「減らす」という行為は必要です。

なかなか減らせない人には、捨てるタイミングと動機が重要です。(後述します)

「減らしたいけど、捨てたいなんて思ってない!」という人は?

それならトランクルームを借りて、そこに入れておくといいですよ💖

なんていうと思ったか!?

言わんわ、そんなコト!!

なんかもういろいろゴチャゴチャコネコネ書いても結局アレなんですよ、

減らす=捨てる

なんですよ。

仮にトランクルームに預けたとして、それまた取り出しに行って「あらあら〜、こんなところにいたのね?💖」って愛でたりすると思います?

せんわ、そんなコト!

「トランクルームに入れとこ💖」思った時点でアンタの愛は冷めてンのよ!

仮に「ミニマリストになりたい」とまでは思ってなくても

少なからず物の多さが気になっているから、この記事を読んでくださってるんだと思うんです。

であれば!

もう一歩先へ進んで、捨ててください。

というか、

捨てなきゃ部屋は片づかねぇんだよ!!!

捨てずに部屋がきれいになる方法?

捨てずに部屋が汚くなったのに、そんなもんあるわけがなかろう?アァン?

「捨てる」という動作をしないと
物が勝手に小さくなったりカサが減ったりすることは絶対に無いんですよ。

ずーっとその場に在り続けるんです。

たとえ、右の物を左に移動させても、床に置いてある物を本棚の一番上の手の届かないような場所へ移しかえても、ずっとずーっとその場所に存在し続けるんです。

存在し続けるということは、片づけになってない、ってことなんですよ。

捨てなきゃ、きれいにはならなかったです。

これはもう、物の場所を変えるだけの片づけ方法を星の数ほど試した私が片付かなかったので、断言します。

そして、

自分にとって必要不可欠な物だけなら、どれだけ部屋が狭くても、どれだけ魔窟みたいでも、
その状況すら嬉しくて楽しくて毎日ハッピーなはず。

そう思えないということは、
今のオタクグッズがあふれかえっている状況に、たとえわずかだったとしても、嫌気がさしてるんですよ。

そのことを認めちゃってください。

話はそこからだ。

(そして認めたらラクになれるよ。)

「推しが入れ替わった(熱が少し冷めた)時」と「お金が欲しい時」が最強

オタクグッズへの執着を捨て去るのは、ほぼ不可能です。

私がそうだったから分かります。

ですので、捨てるタイミングと動機を利用するスタイルでいきましょう。

推しが変わった(熱が冷め始めた)時
お金になるので売る

推しが変わって、前の推しへの熱が冷め始めた時

推しが変わることは、オタク人生が長ければ長いほど経験することです。

私も今6人目ですね…

思えば遠くまできたもんだ…

この最愛のハニーやダーリンがポジションチェンジするタイミングで
2番目・3番目・それ以下になった昔の推しの物を手放しましょう。

熱が冷めはじめた時にやるのがポイントです。

新たな沼にズブズブ頭の先まで沈んでまた物が増えてしまうまでの間に、ある程度(可能なら完ペキに)片づけてしまうんです。

アンタの愛(と空間)は全部、新しい推しに捧げるべきなんだ!!(このテンションしばらくお付き合いください)

売ったらお金になるよ

売ればお金になると分かれば、処分もはかどります。

「これ○○円で売れるの!?」と知った瞬間、私は猛然と段ボールに詰め始めました。

(愛が冷めかけているときのお金の威力はすごいのであった)

あんしん買取おすすめヨ💖
お売りください。駿河屋です。

もちろん普通に捨ててもいいんです!

売る作業は、簡単とはいえ捨てるより手間も時間もかかります。
しかも売るまでの間、部屋にそのまま置いておかなくてはならない。

面倒なら、余計なことは考えず、即捨ててください!

ただ、「早朝から並んでやっと手に入れたんだよな」「レア品」「これ探している誰かの元へ届いてくれたらいいなぁ。私もそれでお宝ゲットできたことがあるし」などと思われるなら、買取はおすすめです。売り手と買い手が幸せでつながれるチャンスが生まれますから。

メルカリより買取をおすすめする理由は、
メルカリだと買い手がつくまでの期間がわからず、部屋に放置しているうちにやる気がそがれていって、結局「死蔵品」(デッドストックってやつですね。「在る」というだけで誰にも何の価値も生んでいない品物)になってしまうからです。

すぐに買い手がつきそうなものなら、メルカリの方が高く売れる可能性があります!

いずれにしても、手離すと決めたら行動は迅速に。

私もかつては、本もフィギュアもBlu-rayも本当にいっぱい持っていて、

同人誌だけで3,000冊以上ありました。

間違えて同じ本を2冊買うなんてぜんぜん普通。

「発売された物は何でも買う全部買う」というスタンスだったため、
テーブルの上は物が積み上がり、本棚はもちろんパンパン。床は、物をまたいで歩いていましたね。

何をどこにどれだけ持っているのかなんて、まったく把握していませんでした。

そんな買い方をしていたのだからさぞ軍資金も豊富だったんだろうと思われるかもしれませんが、
手取り15~20万ほどのお給料中で、生活費を切り詰めまくって、ほぼ全額をつぎ込んでいました。

お給料日を待ちわびて、クレカなんて自転車操業状態でしたね。

自分の身の丈も全く理解しておらず、お恥ずかしい限りです。

あの頃にタイムスリップできるなら、
背中に飛び膝蹴り喰らわせて、正気に戻れと両肩つかんで揺さぶりたい!!

でもこういうパターンに陥っている人って、実は多いんじゃないかと思うんです。

やめたくてもなかなかやめられないんだよ仕方ないだろ。うん、確かにそうだった。

でもね。

今持ってる本とかグッズとかのこと、ちょっと思い浮かべてみてください。

全部、思い出せます?

覚えてない・気づかない・知らないというのは、持っていないのと同じこと。

そして心のどこかで「また増えた…」と物の量があなたを疲れさせていたり、「また買ってしまった…」と罪悪感のようなものがポッと浮かんでしまったりするのなら、

それはもう楽しい状態とは言いがたいんですよ。

それを認識するだけでも、すごいことなんですよ大きな一歩なんですよ。

だから、ここから変えていきましょうよ!

オタクグッズが減らせたら、それ以外を片づけるのは超簡単

オタクグッズが減らせたなら、それ以外の片づけは簡単です。

私の場合、服・雑貨・アクセサリーなど4分の1以下にまで減らせました。

ここで私が超絶読んでいただきたい指南書をご紹介します。

私はこの本に出会って部屋が片付きました。マジで。

ミニマリストへの第一歩を踏み出す、取っかかりになった本ですね。めちゃくちゃおすすめ。

近藤麻理恵さん(こんまりさん)の本です。

有名なのでおすすめするにはベタかもしれませんが、私には目から鱗なことがたくさん書かれていました。

精神論より片づける順番や方法に重点が置かれて具体的に解説されているので実行に移しやすい。
精神論だけで片づいたら、こんなに苦労してないですからね。

私が一番良かったのは、一気に片づけて自分の中にでっかいインパクトを残すというとこですね。

全所持品の80%ぐらいを捨てた私ですが、
いまだにこの本を見返すと「なるほど」と思うことがたくさんあります。

注意!やみくもに捨てまくるのは、片づけ初期だけにしよう

物を減らしていくと、物が少ない状態がものすごく楽しくなってきて、
ゴミ袋片手に部屋を徘徊するようになります。私だけか?

捨てるスピードにも加速度がついてさらに物が減り、
物が減って見晴らしが良くなったことで、ますます捨てやすい状態になっていきます。

捨てハイ!

この状態になったら十分注意してください。

「捨てる」という行為そのものを楽しんでる状態になっちゃってるかもです!

勢い任せに捨てるのは片づけ初期だけにして(その頃は本物のゴミもかなり混じってると思うので大丈夫)、その後は意識的にストップかけてください。

やみくもに捨てまくるだけだと、リバウンドするか、もしくは負のスパイラルにおちいります。
(勢いで捨てる→捨てたから大丈夫と勢いで物を買う→物が増える→嫌になってまた勢いで捨てる→以下ループ)

買った理由と捨てる理由。自分の手元に今それがある理由。

ある程度捨てた後は「考えながら」捨てることが重要です。

それが、今後のあなたの買い物の仕方やお金の使い方につながります。

おまけ:オタクグッズで後悔しないために

夢中になっているときは仕方ないといえばそうなんですが、
物を置くスペースもお金も有限なんだから、よく考えて買えば良かったと昔を思い出すたび心底後悔します。

後悔先に立たず、ですね。

あんなに何でもかんでも買う必要はなかった。

そしてそれらを部屋の中に、ただ単に溜め込んでしまった。

義務感やよくわからない使命感によって、自分の正直な気持ちをうやむやにしていました。

これを読んでくださったあなたには、そんな思いをしていただきたくないんです。

多くの物を捨てたり売ったりした今だから言えることですが、
もっと早くに片づけておくべきでした。

たくさん買って、たくさん手離してみないと私には分からなかったことですが、
オタクの先輩として(笑)後悔しない買い方と、買った物との付きあい方をしてくださいねとお伝えしたいです。

ここまで読んでくださって、ありがとうございました。

どうか、心から楽しいオタクライフを送ってくださいね!

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