オタク時代の数々の浪費【今でも特に後悔している3つのこと】

ミニマリスト
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最盛期をオタク100%とすると、今はオタク度数3%くらい。

「オタク」といってもいろいろありますが、私の場合はアニメオタク!

ただ、ひとつのアニメにとてつもなくディープにはまったタイプなので、好きなアニメ以外について聞かれても全然わかりません。

たとえばワンピース(あれはアニメじゃなくて漫画になるのかな)は、登場人物すら分かりません…

あれ;話が違う方向に;

そんな偏ったタイプのオタクですが、
最盛期は20代後半〜30代前半で、最低限の生活費以外、お給料の全額をつぎ込んでいました。

今からすると「ありえない」ですが、夢中になっているときに自分で自分を止めるのはとても難しいですよね。

本当に全財産ををつぎこんでいたので、あの頃に戻ってやめさせたい!

かつての自分へのダメ出しのつもりで書いてみます。

【後悔1】「お付き合い」で買っていた

オタク友達がすすめてくれた物と、親しくしているサークルさんが発行する物。

ほとんど興味がなくても両方とも買っていました。

つながりをキープするため。それと、話を合わせるため。

たとえひとつひとつの金額はそんなに大きくなくても、数を買っていると大金になります。

場所も取るし。

あの頃は、買って友達と話を合わせることが大事で、買うことがサークルさんから好かれるために大事なことだと思っていました。

実際そうだったとしても、毎回毎回全部買う必要はなかった。
しかも「要らないのに」と思いながら。

「無かったら死ぬ!」と思って買った物でさえ時間の経過とともにゴミになったりするのに、最初から「要らないんだけどな…」と思って買った物なんて、すぐゴミになるに決まっています。

そして、そこまでしてつながっていた関係が今も続いているかというと…

全部、どっかにいっちゃいました!!

【後悔2】イベント遠征の回数

どんな分野でもそうですが、イベントはほぼ東京で開催されます。

私は関西なので、東京へ行くには交通費や宿泊費がかかります。

私がはまっていたアニメは、東京で頻繁にイベントが開催されました。
ファンの多くが社会人でお金を持っていたため、イベントをたくさんやっても集客できたからでしょう。

あとコミケなども東京ですよね。

当時は親しくしていたサークルさんが多く、気安く「東京行きます〜!楽しみ!」とか言ってしまったり。

月2で東京行ったりとか

もちろん行ったら行ったで、何万円もお金を使って、大量の戦利品とともに帰宅するわけです。

本当なにやってたんだろう・・・

部屋は本とグッズで埋め尽くされていました。同人誌だけで3,000冊ぐらいはあったと思います。

もちろん本棚には入りきらなくて、床の上にいくつも「タワー」が出来ていました。

そして今あるのは50冊ほど。

その時はそれがすごく楽しかったんだ!と言って、自分自身をなぐさめるしかありません…。

【後悔3】差し入れ

コミケなどでサークルさんへする差し入れ…というか、プレゼントのことです。

当時は親しくしていたサークルがいくつもあり、その親しさレベルは売り子もするレベル。

挨拶もかねて、イベントのたびに大量の差し入れをしていました。

差し入れと言っても簡単なものではなく、そこそこ値段のするものです。

1万円を超えるとかは普通でした。その差し入れに、お手紙を添えるのがデフォルトでした。

すごく喜んでもらえて、顔や名前も覚えてもらえて、だから嬉しい。
調子に乗って、イベントに行く回数や差し入れ額もどんどん増えていきました。

でもこういう関係って、自分orそのサークルさんがそのアニメに興味をなくして、別ジャンルに変わるかやめるかした瞬間、終わってしまうんですよね。

別ジャンルに行ってしまった後も、【後悔1】で書いたように、お付き合いで本買ったり差し入れしに行ったこともありました。

でも、友達というポジションでもないしサークル活動している者同士でもないし、だから、共通の話題がないんですよね。好きなものが変わってしまっていますから。

だから一緒にご飯を食べに行ったりしても、共通の話題を見つけるのに苦労する。

売り手と買い手のギャップというか、共通性の無さみたいなのを埋めるのはとても難しかったです。

何もなければあっという間に切れてしまう関係を、物でつなぎとめるのはナシですね。

ただの貢ぎ物だった…

あそこまで自分を削って人に物買わなくても良かったのに…と、実は一番後悔してます。

私みたいなオタクは要注意ですよ!!

上にあげた3つの浪費だけでも、200万円ぐらいは余裕で使っていると思います。

私の月の手取りは良くても20万円ほど。

そこから生活費と定期代、税金や保険料を納めるともちろん足りないので、生活費を切り詰めて切り詰めて、さらに要らなくなったオタクグッズを売って、なんとかしのいでいました。

超自転車操業状態です。

今考えると相当やばい。

あの頃のことは後悔しかないです。

当時の自分に会いに行けるなら、往復ビンタくらわせて正気に戻したい。

しかも、お金をつかっている内容が自分のためというよりは「お付き合い」的な意味合いが強くて、義務感でお金を払っているような感じがしていました。

「またお金がかかる…」「ほんとにこれって楽しいことなのかな」と思いながらお金を使ってたんですよね。

違和感バリバリだったのに、なんでそれを封じ込めてお金使い続けたのさ… 泣。

部屋を片づけてからは、こんなお金の使い方をすることも無くなりました。

ほぼ処分したからですね。

処分して、自分のアホさ加減と向き合ったからだと思います

もうこんな間違いは二度としません。

もし私と同じタイプのオタクの方がいらしたら、ぜひ私を反面教師にして、後悔しないようにしてください。

他人のために使うお金は、ムダのかたまり!

そしてお金でつながっているような関係はすぐに終了します。

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