こんまりさん(近藤麻理恵さん)の本に、
『服は基本的にたたんで収納すべき』と書かれていたので、それをかたくなに守っていたのですが

うーん…なんか…、、違和感。
大々的に服を減らしてからミニマリストになるまでの間は、これで服の収納は完成したかもしれないと思っていたんですが…。
タンスに入れると服が視界から消えてしまう
私の部屋には作りつけのクローゼットや押入れがひとつもないため、服の収納に、タンス(チェスト)とハンガーラックを置いています。
シワになるものだけをハンガーラックにかけ、それ以外はできるだけたたんでタンスに入れていました。
でも、服が選びにくい。
それは、

見える服と見えない服があるから。
ミニマリストになってから格段に物が減り、だいたい何でもひと目でその全貌(全量)が分かる状態になりました。
でも服の場合、たたんでタンスの引き出しに入れると、当たり前ですが引き出しを開けない限りは視界から消えることになります。
かける収納とたたむ収納に分けると、見える服と見えない服に分かれます。
タンスを開ければもちろん服自体は見えますが、個々の服の全体(シルエット)は見えないので、取り出して広げ、ハンガーにかけたりしながら上下の組み合わせを考えることになります。
この作業、やればやるほど部屋が散らかるし、何よりまた全部たたみ直さなきゃいけないんですよね。

ムリ。
究極にめんどくさい。
めんどくさいので、組み合わせが分かっている服か、ハンガーラックにかかってる服からしか選ばなくなります。
どんなにステキな言葉を並べられても、めんどくさい派の人にたたむ収納は向いていません。
よく考えれば、こんまりさんはミニマリストではないため、服が少ない場合のことはあまり想定していらっしゃらないのかもしれません。
服はたたまないとダメなのか?
服が多い人はたたんで収納するのがいいでしょう。
こんまりさんの言われる通り、かける収納よりもたたむ収納の方が省スペースだからです。
ハンガーラックとタンス、設置面積が同じだったとして、タンスの方がたくさん入りますよね。
でもミニマリストで服の数が極端に少ない人の場合、タンスよりもハンガーラックの方が絶対にいいです。
一目で服の全てが目に入る・服選びがしやすい・風通しがいいので虫がつきにくい・たたまなくていい・シワにならない…
私がタンスに入れたいなと思うのは、下着や靴下、かけておくと重みで伸びてしまいそうな服ですね。
そういう服も、ハンガーラックのポールに吊るせる収納に入れるようにすればタンスは要らなくなるのかもしれませんが…
あっ、でも私は毛布をタンスにしまっているので、やっぱり必要ですね。
かける収納に変える前にもっと服を減らす
私の最終目標は「かける(ハンガー)収納8:たたむ(タンス)収納2」です。
やっぱり服は(というか物は)常に目に触れる状態で部屋に在るのがベストです。
普段目に触れていると自然と記憶していくし、目に触れていないと物への愛着も薄れていくというか色あせていくんですよね。
私は「全所持品リスト」を作ってあるので、物の存在を忘れることはありませんが、やはりハンガーラックの服とタンスに入れている服とでは親しみ具合がちがう気がします。
ただ、ほとんどの服をかける収納にしようとするなら、ある程度まで服を減らさなければなりません。タンスに入っている服をハンガーラックに全てかけることは物理的に不可能!
全てをかける収納に変えたとしても、自分にとって多すぎる服を持ち続けているなら、たたむ収納でもかける収納でも同じことですよね。
今の半分ぐらいにはしたいと思います。