ミニマリストですが、ミニマリストがよくやっていることでも、わたしには到底できないことがあります。
無地の服・ベーシックカラーの服のみを着ること
少ない服での着回しを考えて、無地やベーシックカラーで揃えているミニマリストは多いですが、これはムリ!
服は絶対、ステキで可愛くて気分が上がるものを着たい派です。
それに顔が地味なので、無地やベーシックカラーの服では元気のない人になってしまいまいます…
もちろん、無地やベーシックカラーの服も持っていますが、型や素材や生地の織り方が変わっているものしか欲しくありません。
あまり着ない服を捨てること
お気に入りのよそ行き服は「とっておき」
ミニマリストですが、服の数は多いと思います。(いま減らしている最中です。)
服を極限まで減らすことはしていないため、「普段着」と「よそ行き」とで、厳密ではありませんが、やんわりと分けています。
お気に入りの服は「よそ行き」にしているので、着る機会は少ないです。
あまり着ない服を捨てることはミニマリストの基本ですが、わたしの場合これらの「よそ行き」服を捨てることはありません。
お気に入りだから普段使いしてヨレヨレにならないよう、意図的に着る機会を減らしているのだし、見ているだけで気分が上がるからです。
母の目があるうちは捨てられない「母セレクトの服」
その逆で、捨てたいのに捨てられない服もあります。
・母が気に入って買った服=そこまで好きじゃない
多くのミニマリストが言うように、結婚式のドレスなんてわざわざ買わなくてもレンタルで十分。
お葬式とちがって前もって準備できますし、着る回数も極端に少ないので、「ちょっとしたお出かけ」に使えないような豪華なドレスが着たい場合は、レンタルが一番利口な方法です。
次いつ着るかもわからない物を、長期間保管しておくのはストレスがたまります。
クリーニング代もかからないし、式場へ直接届けてもらうこともできるので超便利!
着ないことは分かっていますが、「あの服どうしたの?」と聞かれるので捨てたくても捨てられません。捨てたと分かれば何と言われるか…。
しかも、こういうものに限ってかさばります。
いつでも捨てられるようにハンガーラックの端にまとめたら、気持ちがかなりラクになりました。
本の全捨て
本を一切持たないミニマリストもいますが、これも出来ません。
お気に入りの本が少なくとも10冊はあります。
それにオタクだったので、同人誌もまだ60冊ほどあります。もともと3,000冊ほどあったので、これでも50分の1になりました。ほとんど売ったのでこの数です。
この60冊も、いずれ売るか捨てるかしてしまいたいと思っています。
本に関しては今まで特に無駄遣いをしてきたので、今後は極力買わないつもりです。
それに本って重いですから。
部屋の重量も軽くしたいと常々思っているので、重い物はなるべく買いたくないなと思っています。
アースフレンドリーならぬ、おうちフレンドリーってやつです。
湯シャン
シャンプーを使わず、お湯だけで髪を洗う方法です。
これはべつにミニマリスト関係ないかもしれませんが、これだけはもう、地球が真っ二つに割れる日が来たとしても無理です。
好きな方には申し訳ないです…
ミニマリストは、みんな違ってみんないい
ミニマリストは、あくまでも自分が快適に楽しく暮らすためのもの。
「ものを少なく」という基本的な思想は同じでも、何を・どれほど・どう減らすかは、人によって違います。
あれもこれも捨てて、それで楽しく快適になるのならぜひ捨てるべきですが、「捨てなきゃミニマリストになれないし!」と悲しみながらイヤイヤ捨てるのなら、それは変です。
ミニマリストになることが目的ではないはずです。
楽しく快適に過ごすことが目的のはず。
もしあなたが泣く泣く何かを捨てようとしているのなら、それじゃなくてミニマリストの方を捨ててください!