ミニマリストの考え方に触発されて、オタクグッズ(アニメ)の95%ぐらいを手ばなしたわけですが、
正直言って
めちゃくちゃ大変でした。
そして片づけながら思ったのは、
「すごく欲しいわけでもないけど一応買っとくか…」と思って買ったものがかなり多く、
手に取るアイテムも、いつもだいたい決まってる
ということ。
これって普段からある程度片づけをしていれば、気づけたことなんですよね。
大量に処分しながら「日々こうしておいたら良かった」と思ったことについて、書いてみたいと思います。
フィギュア:顔とポーズの気に入っているものを2体ずつほどに
フィギュアはかさばるので、顔の造形が気に入っているものとポーズが気に入っているものを、1キャラクターにつき2体ずつぐらいにして、他は思い切って処分するのがいいです。
たくさん持っていても、お気に入りのものって実は2~3体だったりしませんか?
フィギュアは顔が命だと私は思っていて、できるだけ実物を見て、出来栄えに納得してから買いたいのですが、それはなかなか難しい。フィギュアって受注生産とか予約販売が多くて、市場に出回ってからだと買えるかどうかわからないんですよね。
だから予約して買ってしまうんですが、展示品やサンプルの出来がすっっっごく良くても、実際手元に届いたのをみると、「……事故?」とか「お、おぅ…Oh…」とか、いったい何がどこでどうなったらこうなるんやというものがちょいちょいあります。もはや別人のものさえある。
キャラクターへの愛ゆえに、それはもうそういうものとして一応置いてはおくのですが、それでも「あれは○○であって○○じゃない」というのが心のどこかに絶対あって、率先して手が出たりすることはないので(爆)もうある程度心の整理がついた段階で手放してください(棒)
悲しいけども!!!
イベント:手で持って帰れるだけの量にする
コミケとかに行くとテンションが上がってつい大量に買ってしまいがちですが、
自力で持って帰れるだけの量にセーブしておきましょう。
サークル参加でもないのに、ヤマト(会場から家へ宅急便で送る)に頼ってはいけません!
というか、そんなに買ってはいけません!!
いや買っても良いのですが、当然ながら買ったら買った分だけ部屋の物の量が増えるので、せめて入れ替え制をとるくらいの工夫は必要です。
それをしないと、以前の私のように同人誌だけで3,000冊という図書館みたいな部屋になってしまいます。
いま思い返すと思わず笑ってしまうのですが、イベント後はいつも戦利品のあまりの重さに半泣きになりながら帰宅していました。手が!肩が!おかしくなるぅぅ!ってなりながら。
駅で戦利品が入った友達のバッグがザザザーッなったこともあって、もうなんていうかなんかもうカナシイ!
あの頃もっときちんと自分の持ち物に向き合っていたら…と思います。ザザザーッなったお友達も一緒にね!だって同人誌専用部屋があるって言ってた!
夢中になっているときって歯止めがかかりません。だからこそ、定期的に持ち物を見直して、客観的になる必要があったなと思います。
同人誌:再録本で持っておく…できれば。
再録本が出たら、オリジナル(元の本)ではなくてできるだけ再録本の方で持っておくのがオススメです。
再録本は複数冊の合体本なので、オリジナルの方を置いておくより背幅も薄いし、大きさも小さくなっている場合があって軽いので、寝ころびながらでも読みやすいとか利点があります。
(あと売却時に高値で売れる場合が多い。)
再録本になって「描き下ろし」がついていることもありますし、そういう意味でもお得。
なので再録本を買って、オリジナルを処分するのがいいなと思います。
が。
なかなかすんなりそう出来ないのが悩ましいところ。
オリジナルの方にはあるのに、再録本に収録されていないページがあったりするんですよね。
それに、表紙や裏表紙はオリジナル本でないと色がわかりません(再録本ではだいたいモノクロ印刷になっている)。
でも、ミニマリスト的視点では、できるだけオリジナルの方は再録本と入れ替えていくシステムにした方がスッキリします。私はこれで数もスペースもかなり減らせました。
あと、私は読み返す本ってだいたい決まっていて、3,000冊ぐらいあってもよく見返すのって30冊もないぐらいだったんですよね。お気に入りって実は決まってる。だからそれ以外は、新しいのを買ったら手ばなすぐらいの感覚でいるほうがいいですね。
本棚の新陳代謝、です。
カード類:ファイリングせずにバラで箱に立てて
カードはファイルに収納したりせず、種類ごとに分けて、そのまま箱に立てて入れておくのが一番です。
今でこそ20枚ほどになりましたが、私も以前はいろいろ合わせて200~300枚ぐらいは持っていたと思います。100円ショップのカードホルダーに入れて、見やすく整理していました。ポストカードもフォトブックに入れていました。
でも、ファイリングするとすごくかさばりますよね。ファイリングしたことで、元の2~3倍のスペースをとっていると思います。
それにバインダータイプでなければ、順番の入れ替えをしようと思っても面倒。
あとファイリングした後で思ったのは、見た目は整理整頓された感じでキレイだけど、果たして探しやすいかと聞かれたら… 案外そうでもない。あれ…おかしいな💧
カード類の数が多いうちは、そのまま箱に入れておくのが省スペースで手軽に取り出せていいですよ。擦れが気になるなら、お気に入りのものだけは透明のカードスリーブにいれておくのがオススメ。そして、スリーブに入れようと思わないものは処分するのがもっとオススメ!
きれいにファイリングするのは、20~30枚ぐらいにお気に入りを絞ってからのほうが絶対いいです。
Blu-ray:う~~~ん…
Blu-rayとかDVDとか、全部そんな頻繁に観ます…???
実は私はほっとんどみませんでした。理由は…なんだろう。ディスク入れ替えたりケースにしまったり、地味に面倒くさいというのもあるんですが、何より観ているヒマがなかった。
正確にはヒマはあるんですが、平日は仕事行って帰ってご飯食べて生きてるだけで精一杯だし、土日はその分寝ている。寝ているし、他にしたい&しなければならないこともある。となると、すでに何回かみて内容を知っているディスクをデッキに入れて再生されるのを待ってディスク入れかえてとかやるかというと…
やりませんでした。(愛が足りない?)
特典映像とか特典グッズとかイベントへの参加抽選券とか、そういうのがついていることが多いので絶対買ってしまうんですが、買ったわりには1回も観ていなかったり;
それに、Twitterとかでみんなが内容とか感想とか流してくれるので、それで観た気になったりもするんです。
「買った」からいつでも見られると思うとそのまま放置してしまいがちで、そうしているうちに自分的「旬」の時期が過ぎてしまって、ディスクを再生する動作までたどりつかない状態になってしまいます。
私の場合はBlu-rayはだいたいパソコンで見るので、ますます手が遠のきがち…。
結局、映像系は私にはほとんど必要ないものでした。
雑誌:買っても読むのは2~3ページで、地味に重い(物理)
いろんなアニメに関心がある人なら、アニメ雑誌1冊買ってもだいたい全部読めると思うんですが、私は自分の好きなアニメ2~3作品しか読まないわけで…
というか、私もともとアニメも漫画もほとんど知らない&見ない&読まない人種なので、雑誌を見ても悲しいかな全然分からないんですよね;
オタクでこういう人種は珍しいのかもしれませんが、私のような感じの人だと、1冊のうち読める(理解できる)ページは2~3ページしかないという。
得られる情報量と、雑誌の値段と重さ(雑誌って結構重いですよね?)を考えると、まったく釣り合っていません。
だから結構もったいなかった…
それにアニメの場合、放送がひと段落ついた時期に、雑誌に掲載されたものを1冊の本にまとめて「ガイドブック」のような形で販売されたりします。もちろんそういうまとめ本が発売されるかどうかは、その時になってみないと分からないのですが、「1冊になるんかぃ」と。
そういうことを考えると、私のようなタイプの人間にとってアニメ雑誌は一番コストパフォーマンスが悪いものでした。
「買わない後悔より買った後悔」と言うけれど、買った後悔は予想以上にジワジワ効いてくる
お金も部屋のスペースも無限にある人はいいのですが、たいていは有限です。
ここ3~4年で膨大な量のオタクグッズを処分して思ったのは、
どれだけ愛しているものでも、飽きるorさめる時がくることもあるということ
捨てるって、結構かなりめっちゃ大変
これ買ったお金…今あったらな…と思う
特に「まとめて物を捨てる」という行為は思っている以上に大変です。力もいるし、気もつかう。捨てるかどうか瞬時に判断できないものをどうするのか考える行為も、数が多ければ多いほど、心に重くのしかかります。
だから普段から量と質を決めてコントロールしておくべきですね。
あとね、量がコントロールできてるとね、急に部屋に誰か入ることになってもパッと隠せる!
便利!
以上!!